静岡県の名産品といえば、「お茶」と「みかん」ですが、奥浜名湖地域は圧倒的にみかんの栽培なんですよね。僕も奥浜名湖エリアのいろいろなロケ地巡りをしていますが、茶畑はなかなかみないんです。でも、なんとか茶畑で撮影したいと思っていたところに、助け舟を出してくれたのが、浜松移住コーディネーターの井上さん。引佐地域の隅々まで、地理だけでなく、ヒトまでよく知っている方です。ということで、紹介していただいた渋川の丸十製茶さんに行ってきました。
渋川はワムから約35分
渋川(しぶかわ)、ワムからちょっと遠いかなー、と思っていたので、あんまり深く行ったことなかったんですね。てんてんゴー渋川のあたりまででした。ところが、そのすぐ奥にこんな素晴らしい茶園があるとは!ワムからわずか35分ですよ。近いじゃん!自分のバカ!
丸十製茶さんの鈴木さんにお話を伺いました
丸十製茶さんでは、代表の鈴木さんにお話を伺いましたよ。とっても親切にこの地域、歴史、茶畑について教えてくれました。とても物知りで、またお話聞きたいなと思いました。なかでも興味深かったのは、渋川って標高300メートルちょっとらしいんです。すごい高く登ってきたつもりなのに、たった300メートル!?先月行った標高1000メートルにある山中湖ってすげえな、寒いわけだと思った次第です。
茶畑と幼い頃の思い出
茶畑の思い出といえば、小さな頃に家族でお茶摘みをしたこと。朝早くからお弁当持って、摘んだ記憶がかすかにあります。小さな畑だったけど、なんか家族総出でお茶摘みしなきゃみたいな感じでした。
あるとき、菊川の親戚の家にお茶摘みの手伝いで行ったときに、初めてひろーい茶畑をみたんですね。あれは牧之原の手前のところだったと思うんです。で、茶畑といえばあの広大な大地に広がる姿をなんとなくイメージしちゃうところがあります。
山に囲まれた素晴らしい絶景
でも、渋川の茶畑は、小さな畑でもなければ、牧之原のような広い畑でもありませんでした。山沿いなんですが、山に囲まれたというのかなぁ。山間(やまあい)の茶畑という感じです。とても美しい景色でした。
この絶景でロケーションフォトを
鈴木さんに聞いたところ、昔は多くの農家さんがお茶に取り組んでいたみたいですが、いまはこの集落も空き家が目立つようになってきたようです。少し残念ですが、せめて、多くの方にこの場所を知ってもらえたらいいなと思いました。
ワムではこの絶景で前撮り、ロケーションフォトを撮影させていただくことができますので、興味がある方はぜひお問合せくださいませ。
おまけの話
こうした中山間地域への移住を手助けしているのが、先に登場した井上さんです。僕も静岡新聞・SBSの大見さんに紹介していただいたのですが、本当に大変だし、価値あるお仕事だと思います。井上さんのような取り組みを通じてこの地域が活性化していくといいですね。