最近は、富士エリアの撮影案件が増えているのですが、奥浜名湖に生息している私にとっては、なかなか現地の状況がわかりません。ということで、お問合せがあるたびに現地に足を運んで、状況を確認しに行くのですが、今回は「本栖湖」エリアです。
後で知ったのですが、ここって、あの「ゆるキャン」の聖地だったんですね。ロケハン中に、あれ?このトイレみたことあるな。と、やっとそこで気が付きました。
午前の撮影が終わって14時に浜名湖を出発
その日は午前に撮影があったので、撮影が終了して、お客様をお見送り後にすぐに細江を出発しました。
ルートは、新東名「浜松」インターから「新富士」へ。その後富士宮道路を北上。前回のふもとっぱらキャンプ場と同じルートですね。チェックインが16時までだったので、途中どこにも寄らずに目的地まで向かいました。
本栖湖で「逆さ富士」が見えるスポットを探す
今回の個人的なミッションは「本栖湖で逆さ富士が見えるスポットを探す」です。
逆さ富士が見える条件って色々あるみたいなんですが、現地の方にお話を聞いたところ、風がないことが第一の条件みたいですね。ふむふむ。11月から2月位がいいと言われているようなんですが、実は9月末~10月くらいも狙い目とのことでした。出現時間は、朝早く7時位から10時くらいみたいです。あー、これ聞けただけで良かった。ありがとうございます。キャンプ場の管理人さん。
ということで、ロケハンの状況はのちほどお伝えするとして、キャンプはこんな感じでしたよ。
キャンプ場は「本栖湖 SUMIKA CAMP FIELD」
16時20分すぎにギリギリ到着したときには、どんよりした曇。遅れてすいませんでした。ここもむちゃくちゃ広いですね。
森林エリアもあるみたいで、少し見学しましたが、あまりのワイルドっぷりに私は腰が引けました。
森林は避けて、こちらの平地をキャンプ地としてただただ明日の早朝を待つことにします。翌朝から本栖湖1周して見るつもりです。
薪はt-flowであらたにいただいてきたもの。コンテナ2杯分、たっくさんいただいてきました。
ちょっと私にはワイルドなキャンプ場でした
キャンプ場の評価って、人それぞれ期待するものが違うから、あまり参考にしてほしくないですが、私にはすこしワイルドなところでした。「渚園」や、「ならここの里」で心地よいとおもっている私のような素人キャンパーにはすこし敷居が高いかもしれません。
とはいえ必要なものは全部揃っているし、お湯も出るし、設備的なものは十分なんですよ。
では、何がワイルドかというと…。
野生の鹿が出ます
え~っとですね、私も、撮影中やロケハン中に鹿を見ることはありますから、ある程度、免疫がある方だと思うのですが、野生の鹿さんがね、出るんですよ。
それもね、寝ている時にテント近くまで4~5頭くらいで出てくるんです。
深夜1時くらいかな、なんか足音するなと思って、でも静かだし、人間じゃないだろうと思って、そっと外を見ると、あ、何かいる。
ライトで照らすと、鹿さんの目が光ってこちらをくるっと振り返るんです。
これがね、なかなかな恐怖感でして。
まあ、そのまま寝ましたけど。
もちろん、野生動物が出そうだったので、ゴミはもちろん、片付けられるものはすべて片付けて睡眠したんですけどね。
普通に、草原地帯で草をはんでいました。
まあ、熊じゃないし、いいんですけど。
とても勉強になるキャンプ場でした!
朝、5時すぎに起きて、顔洗ってすぐに撤収。チェックアウトがスマホでできるのはいいですね!
こちらのキャンプ場、LINEの使い方がとても上手で、ものすごく参考になりました。WAMMでももっとLINEの使い勝手を良くして、お客様に有益な情報を伝えたり、簡便にできるようにしていきたいです。
ありがとうございました!
逆さ富士を見るならどこがいいのか?
ということで、いよいよ本栖湖エリア1周です。
富士山の位置を確認して、どこから見えるのかを確認すると、
太陽は9月だと富士山の左から見えるんですね。
これが、時間が立つとだんだん上に上がり、西側(右側に移動する)ことを考えると、たしかに10時くらいでも逆さ富士見えるかも。
あ、逆光ですからね、逆さ富士っていうのは。
いいですね。問題は、どこに立って撮影するかですが…。これはまた後日の課題。
ということで、ここで私はタイムアップ。急いで掛川に行かなくてはなりません。7時には現地を発って、9時には掛川に戻ってきましたよ。
本栖湖にはもう一度ゆっくり来たい!
本栖湖、本当にいい場所ですね。富士宮からも近いし、新東名使えば、浜松からでも2時間で行けます。
あと、時間がなかったので体験できませんでしたが、SUPとかマリンスポーツしている人もいました。
夏に来たら楽しいんだろうなと。
来年の夏はゆっくり来てみたいと思いました!
おまけのエピソード
帰り道は、富士宮道路ではなく、中部横断自動車道経由で帰ってきました。
清水に出て、駿河湾をみた時に、あーやっぱり静岡県って素晴らしいなぁと思いました。あ、山梨をディスってるわけでなく、あの海を見るとね、やっぱり人間は海を見ると安心するというのか、そういう気持ちがあるんじゃないかと。
武田信玄が駿河・遠江を攻めたくなる気持ちもわかるもんです。
おそらくですけど、海まで到達すると、その先に何もないから、一つの達成感があるのではないかなと。
山で言えば、頂上まで登ったぞ!みたいな。
ということで、やっぱり、ロケーションフォトで各地を巡るのは楽しいですね。
また、富士~本栖湖エリアはしっかり時間とって来たいと思います!