結婚式場の見学前に、ウェディングドレスやカラードレス、和装を試着してみませんか?さまざまなサイトでも告知されていますが、じつは、結婚式場を決める前に衣装を試着しておくと、メリットがいっぱいあるんです。結婚式の平均金額や、準備のポイントまで、「聞いておいてよかった!」ということも多いんですよ。
結婚準備は式場見学から?
いきなり式場を見学するのは、知らないお寿司屋さんに飛び込むようなものです。
回転寿司であれば、料金の相場も想像がつきますが、いきなりカウンター席で時価のお寿司を注文するのはちょっと勇気がいりますよね。
事前に料金の相場を知っていたり、持込についての確認ができるといいと思いませんか?
そんな、式場さんの事情をよく知っているのが、「貸衣装」店、ドレスショップなんです。

ドレスを試着するといいこと
ということで、結婚式場の見学前にドレスを試着しておくといいこと、ちょっとまとめてみました
1)利用できる式場を教えてもらえる
試着した衣装が「いいな!」と思ったときに、その衣装を着ることができる式場を教えてもらえます。
「気に入って選んだ衣装なら、どんな式場でも着ることができる」というと、実はそんなことがないのが、結婚式場選びの一番の落とし穴なので、ここ、とっても大事なポイントです。
逆にいえば、式場を先に選んでしまうと、行ってみたかったドレスショップに行けない。ということが多いです。
2)相場を教えてもらえる
結婚式の費用についてはもちろん、その会場の費用について、全体的な相場を教えてもらうことができます。
いきなり式場で400万円の見積もりをもらうよりも、どんな内容だと400万くらいになるのか知っておくと、心の余裕が違いますよね。
あとは、自己負担金についてはちゃんと理解しておきましょう!
自己負担金100万円以下でできる結婚式もあるんですよ。

3)プランや最新情報を教えてもらえる
様々な会場のブライダルフェア情報や、最新プランなどについても教えてくれます。
年内まで、3ヶ月以内の結婚式プランなどは、通常よりもお得になっていたりしますので、先に聞いておくといいですね。
4)見学予約してもらえる
たいていのドレスショップさんなら、利用できる会場の見学を予約をしてくれます。
AとBの会場を見学したい場合に、試食会のありなしや時間的なことを考慮して予約してくれるので、そこも便利ですね。
5)気持ちが盛り上がる
式場見学前にドレスショップで試着する一番大きな理由は、これじゃないでしょうか!
本人はもちろん、彼もドレス姿の彼女をみることで、いっきに結婚式にむけた気持ちが盛り上がります。
6)紹介特典や割引も
貸衣装店、ドレスショップからの見学予約だと、紹介特典や結婚式場の特別割引を用意してくれることもあります。
紹介扱いだと、「紹介してくれた方の顔をつぶすことはできない」となるので、思い切った割引をしてくれることもありますよ。

結婚式場の「持込料」とは
結婚式場を選んだあとで、ドレスショップを回ると、必ず出てくる言葉が「持込料」です。はたして持込料ってなんなんでしょうか?
持込料がかかる理由
結婚式場には指定の『提携店』というものがあり、相互に業務提携しています。
持込料は、その業務提携している会社以外の商品を使用するときに発生します。衣装はもちろん、引出物、写真、お花などがよくあるパターンです。
提携店以外の商品を責任を持って保管する代金、と言えるでしょう。
持込料の相場とは
持込料は、会場によって様々な設定があります。
衣装の場合だと、新婦衣装で1着30,000円~50,000円、高いところで100,000円。
新郎衣装で1着20,000円~50,000円が相場でしょうか。
そもそも「持込禁止」という会場も多いです。
持込を前提にするなら
衣装や、引出物を持ち込みしたいとそもそも考えているならば、会場と契約する前にちゃんとお話しておきましょう。
あとで持込をしたいと希望しても、持ち込みができないことがあります。
式場と契約する際の約款に、そこはしっかり書いてあるはずなので、じっくりチェックすることが大事です。

ドレスから選べば満足度も高い
ということで、衣装試着から選ぶ式場選びについておすすめさせていただきました。
気に入ったドレスをまず選んで、提携会場でないからと持込料を払っても、衣裳に妥協することなく式場を選ぶことができたなら、全然ありだと思いますよ。
いまはそういうときのために、ドレスショップ側も「持込料●万円まで負担」というサービスをしてくれたりもします。
持込料の話をしっかりして、堂々と持込をすれば、きっと満足度が高い結婚式を挙げられると思います。
ぜひ、ドレスショップからの式場選び、検討してみてください。