静岡・浜松はもちろん、全国のジュエリー情報が掲載されているジュエリーサイト「ジュエリーストーリー」でドレススタイリストさんに前撮りオンラインを紹介していただきました。
今回は、1000組以上の新郎新婦のお手伝いをしてきたスタイリストさんによる、貴重なアドバイスです。
「衣裳スタイリストが公開!前撮りのチェックポイント20」シリーズ
ジュエリーストーリーでは丁寧にコメントが掲載されていますので、ここではそのエッセンスを紹介します。本当に目からウロコのアドバイスが盛り沢山なので、ぜひジュエリーストーリー版も読んでみてくださいね。
その1 お店探し
- お店選びのときには、衣裳のサイズにも注意
- 小物にこだわりたい場合も最初にチェックを
その2 前撮りプランの選び方
- 1着でどのくらいのカット撮影できるのか?
- 自分が取りたいシーンなどはSNSなどでチェックを
- 小物がプランに含まれているのか?
- 予想外の出費がないように注意しましょう
その3 衣裳試着 和装
白無垢
- 真っ白な衣裳にあえて色の小物を合わせるコーディネイトもおしゃれ
- 筥迫、懐剣、扇子、半襟、帯揚げ、掛下などに色を入れることで一気にトレンド感がでる
色打掛
- 赤黒 伝統的な雰囲気に
- はっきりした色 かっこいいイメージ 個性的に
- 淡い色 可愛らしいイメージ 清楚なイメージ 肌が白い花嫁にも
- 大きい柄 大胆、かっこいい、個性的で身長が高い方におすすめ
- 小さい柄 可愛らしい、清楚、身長が低い方にもおすすめ
- 色が全体に入るとお顔映りも変わるので試着をおすすめ
- 後ろ姿の柄もチェックしてみて
その4 衣裳試着 洋装(ウエディングドレス)
- 広いチャペルで英国風結婚式をイメージするなら、後ろのトレーンが長い王道ドレス
- リゾート風のナチュラルなら、軽やかな動きやすい生地のドレスを
- 髪型にこだわりたいなら、髪型を際立たせるための上半身シンプルなもの
- スタイルをきれいに見せたいなら、ウエストラインを強調するもの
- チュールやオーガンジーなどの柔らかく透け感のある生地は、可愛らしく、柔らかいイメージに
- サテンやミカドなどのツルッとしたハリ感のある生地は、正統派、かっこいい、クールなイメージに
- プリンセスラインなどボリュームが出れば出るほど可愛らしく、ガーリーなイメージに
その5 新郎衣裳 和装(紋付袴)
- 花嫁の白無垢に合わせるなら「黒紋付」を
- 打掛に合わせるなら、隣に並んだイメージをしてみて
- たとえば「赤」の色打掛なら「白」の紋付きだと、ふたりが明るい雰囲気に
- 逆の「黒」で並ぶと古典的でかっちりとしたメージに
その6 新郎衣裳 洋装(タキシード)
- 白いウエディングドレスに合わせる場合
- 「黒」ならシックでクラシカルな雰囲気に
- 「青」「グリーン」「茶色」などモノトーン以外だとおしゃれな雰囲気に
- モノトーン(白・黒・シルバー)でも、蝶ネクタイやベスト、シャツなどの小物でオシャレ感を演出することもおすすめ
- 丈の長さも大事
- 一般的にはお尻が隠れる長さのタキシードはカジュアルにも正統派にもOK
- 太ももまでの長さのあるフレンチコートタイプやもっと長いコートタイプはトレーンの長いドレスと一緒に大聖堂などにぴったり
- 丈が短いタキシードはナチュラル、カジュアルな雰囲気に
その7 ヘアスタイル 和装(かつら・洋髪)
- 綿帽子は白無垢を着る方の特権 基本はかつらだけど洋髪用もある
- かつらは以前よりも軽く、小さいサイズや髪の色が明るいものもある
- 洋髪スタイルはモダンに
- ドレスのようにナチュラルな雰囲気のヘアスタイルも人気
- 髪飾りがプリザーブドフラワーや、扇子ではなくブーケなども人気
- 打掛の柄に入っている「差し色」をヘッドにつかうのもおすすめ
その8 ヘアスタイル 洋装
- ドレスの素材や雰囲気と合わせるとスタイルがまとまる
- 光沢感のあるツルッとした素材は正統派、髪の毛もかっちりまとめて
- 式をイメージするならティアラなどでロイヤル感を演出
- ベールをつけるなら、顔周りがベールで覆われるのでスッキリとしたヘアスタイルに
- 柔らかいチュールなどの素材なら、ふんわり柔らかいヘアスタイルがおすすめ
- 緩やかな三編みダウンスタイルに小花やパールなどの小さなモチーフ
- ゆるくまとめて生花でポイントを出すだけのシンプルスタイルも
- 前撮りの場合はリハーサルはほぼ無いので、希望の髪型を事前に伝えておくことをおすすめ
その9 ネイル
- エンゲージリングやマリッジリングの写真を取ることも多いので大事
- ネイリストにドレス写真を見せてイメージ伝えても
- 和装であれば吉祥文様(おめでたい柄)をいれても
その10 フェイシャルエステ
- 普段自分でケアできない部分ほど効果が出る
- 衣裳によって露出度が違うが
- 和装でも顔周り、手、首、衿ぐりはみえるところ
- 洋装だと、背中、デコルテ、二の腕などなど・・・
- 忙しい方は1回コースなどもあるけれど、事前にそのサロンを利用してみて相談してみては?
- 急なエステでお肌にトラブルが出ることもあるので注意
その11 シェービング
- シェービングで化粧のりが良くなるし、お肌のトーンも明るく
- 和装の場合は、背中からうなじにかけて、顔周り中心に
- 洋装の場合は、プラス腕、脇周りなどの上半身を
- ミニドレスの方は、足まで
- サロンではシェービング後のお肌ケアもしてくれる
- セルフケアで当日傷が残ってしまったということがないようにプロに頼もう
その12 前日の準備
- 当日の持ち物を忘れずに (肌着、靴下、自分で用意した小物など)
- 小腹がすいたとき用の軽食や飲み物も
- 前日は早めに帰宅して、ゆっくり休みましょう
- 塩分・水分を取りすぎるとむくみの原因にもなるので注意
- 男性も、手足の爪がアップで映ることがあるのでしっかりケアを
- 希望するヘアメイク画像があれば用意を
- 希望するカット内容、ポージングなども用意しておくことをおすすめ
その13 和装のお支度
- 和装のお支度の時間はだいたい120分くらい
- 新郎さんはすぐ終わるので、暇な時間があります
- 着付けはずっと立ったままで、紐でギュッと締めるので意外と疲れます
- 和装は胸をつぶして、寸胴に見せるのがきれいな着付け
- そのため下着は外して肌着をそのまま着ます
- さらに体型を寸胴にするため、タオルなどで形を整えます
- その上に長襦袢、掛下、掛下帯、白無垢or色打掛が基本
- 紐がきつすぎて息ができない…など体調が悪くなればすぐに着付師さんに伝えて
その14 洋装のお支度
- 希望のヘアメイク画像を持っていくと、時間も短縮、スムーズに
- 普段のメイクのこだわりポイントも伝えたり、写真を持っていくと◎
- 気になるところは直してくださいと遠慮なく伝えましょう
- ドレスのフィッティングは胸元から胴回り、ぴったりサイズで着れるように
- 撮影時にはリラックスして素敵な笑顔ができるように
その15 衣裳チェンジ
- 白無垢から色打掛へのお着替えは、羽織ったものを変えるだけなので素早くチェンジできます
- テーマカラーのカラードレスなどもおすすめ
- 当日はAラインだけど、前撮りはマーメイドラインなどできるのも前撮りならでは
- いくつかの衣裳にチャレンジしてみては?
その16 スタジオ撮影
- 天候に左右されず、スケジュール通りに撮影できるメリット
- 風の影響も受けないので、揺れやすい小物を使っても安心
- ベールやふわふわのダウンスタイルの髪型なども
- 露出するドレスの場合、外だと寒くて鳥肌が立ってしまう心配もなし
- 暑すぎて和装が着られないということもありません
- ライトのセッティングでドレスのキラキラ感を出したり刺繍の立体感を出すことも
- ふたりとカメラマンだけの特別な空間になるので、思い切ったポーズで撮れるのもスタジオ撮影の魅力
その17 ロケーション撮影
- 季節ならではの自然の風景と一緒に撮影ができるメリット
- 和装には草花などの柄が入ったものも人気
- ビーチでのロケーションフォトは、トレーンが短めものが人気
- タキシードもジャケットは羽織らず、シャツに蝶ネクタイ、ハーフパンツでも
- おそろいのサンダルやスニーカーもおすすめ
- ロケーションによってコーディネイトも変えてみては
その18 和装のポージング
- 和装は着物がきれいに見えるように「型付け」を着付師さんがしてくれる
- 白無垢、打掛には「おからげ」スタイルと「お引きずり」スタイルがある
- 移動が多いときは「おからげ」スタイルで
- 柄を見せたいようであれば、「お引きずり」スタイルで
- メインの柄が背中あたりにあるものが多いので、ぜひバックスタイルでも
その19 洋装のポージング
- ドレスはラインによってポーズの仕方が変わる
- ボリュームが出るAライン~プリンセスラインなら足元は気にならない
- マーメイドラインはウエストラインからヒップラインにかけて、ももの重ね方によってスタイルが変わって見えるので、気を付けて
- せっかくのドレス姿、猫背で一気に台無しに
- 胸を突き出して、肩はリラックスする
- 姿勢を意識すると表情が固くなるので普段から身につけて
- 上半身の良い姿勢を保つようにしましょう
その20 まとめ
- 結婚式は一生に一度、前撮りも一生に一度の瞬間
- 結婚式同様、当日までの準備、下調べが大事
- カメラマン、ヘアメイク、エステ…いろいろなプロスタッフと相談することが大事
- ふたりのことを知れば知るほど、良い撮影ができるはず
- 信頼できるスタッフに出会い、楽しい撮影になることを願っています
スタイリストからの前撮りアドバイスを参考に
ということで、たくさんのアドバイスを紹介していただきました!
ぜひ皆さんもこのページをブックマークして前撮り準備の際には、何回もチェックしてみてくださいね。
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