ひとことに前撮りといっても、実は撮影前、撮影中、撮影後でいろいろな選択肢があったりします。ここでは、いきなりフォト屋さんに行く前に、知っておいたほうがいいと思われる内容を4回に分けて説明しますね。
今回はその第1回、プランの選び方についてです。
4つの前撮りパターンについて
前撮りの主なパターンは4つあります。ひとつづつ説明していきますね。
ロケーションフォト
まずは、ロケーションフォト。おそらく一番人気が高い前撮りメニューです。
ロケーションという言葉の通り、外で撮影するパターンです。
撮影場所は、和風の庭園や、公園などが多いですが、ふたりの希望する場所で許可が取れれば様々なところで撮影ができます。
静岡市などでは、一部の施設を積極的に使えるようにしてくれていますよ。

スタジオフォト
スタジオフォト。文字通り屋内のスタジオで撮りますので、当日の天候を心配する必要がありません。
また、ライティングや壁紙など自在に変更できるのもスタジオフォトの魅力です。
以前は、壁紙の色を選ぶだけだったのが普通でしたが、最近は、シチュエーションのバリエーションが多いので、スタジオ撮影も人気が上がっています。

チャペルフォト
スタジオの一部がチャペルになっていたり、本物の結婚式場のチャペルを舞台に撮影ができるチャペルフォト。
挙式を挙げないふたりでも、まるで挙式を挙げたかのような写真が撮れるのでチャペルフォトを選ぶ方も多いです。
本番の挙式では撮ることができないシーンも、前撮りなら撮ることができるのもチャペルフォトの魅力の一つです。

リゾートフォト(ビーチフォト)
リゾート地で撮影するリゾートフォトは、ある意味ロケーションフォトの一種かもしれませんね。
森林系であれば軽井沢や白馬エリア、高原系であれば北海道、海岸(ビーチ)であれば沖縄や石垣島などが有名です。
ハワイのビーチフォトはハネムーナーにも人気ですね。

2つの衣裳パターンがあるよ
洋装(ウェディングドレス・カラードレス)
一般に白いドレスのことをウェディングドレスといいます。
主に挙式、儀式のときに着用するためのドレスです。
前撮りでも人気が高く、そのデザインによってスタジオで撮影したり、ロケーションで撮影したりと選ばれています。
チャペルフォトなどではトレーンの長いウエディングドレスを。森林などでは丈の短いウエディングドレスをナチュラルに着こなすパターンも多いです。
カラードレスはロケーションよりもスタジオのほうが利用率が高いですが、一部のロケーションでとても良く似合うカラードレスなどを選ぶこともあります。

和装(色打掛・白無垢・引振袖)
和装で人気が高い色打掛。王道の赤色や、落ち着いた黒色、華やかな金色など自分自身に似合う色を選ぶことが多いです。
白無垢は伝統的に挙式用の衣裳として使われますが、神社や和風のロケーションではその純粋無垢な印象を美しく引き立ててくれます。

前撮りっていくらでできるのかな?
前撮り料金の相場
じゃあ、いったいいくらでできるの?というところなんですが、前撮りオンラインで調べた平均の実績数字だとだいたい以下のような費用になりますね。
スタジオ撮影
洋装 125,000円
和装 168,000円
ロケーション撮影
洋装 162,000円
和装 197,000円
また、ゼクシィさんのトレンド調査2020東海版の調査によると以下のように報告されています。
スタジオ撮影
165,000円
ロケーション撮影
181,000円
様々なフォト屋さんで比較するときの参考にしてみてくださいね。
チャペルフォト・リゾートフォトは?
チャペルフォトの平均相場料金はだいたい20万円くらい。もし、結婚式場のチャペルを利用するとなると、土日料金でプラス5万円くらいかかる場合もあります。
リゾートフォトはだいたい10万円~20万円くらいでしょう。
ハワイのビーチフォトの場合は、5万円台からできるところもありますが、現地で衣装を選ぶときに追加で100ドル、200ドル追加されてそこそこの金額になるパターンがあります。それでも安いですけどね(^^)
費用について、詳しい内容はこちらにも掲載されています。
【決める前に読む話】 その他も読んでみよう!
ということで、今回は前撮りの撮影パターンについていろいろ説明させていただきました。引き続き、フォト屋さんに行く前に知っておくといい情報を紹介していますので、こちらのページもご覧ください。