ひとことに前撮りといっても、実は撮影前、撮影中、撮影後でいろいろな選択肢があったりします。ここでは、いきなりフォト屋さんに行く前に、知っておいたほうがいいと思われる内容を4回に分けて説明しますね。
今回はその第2回、撮影までの準備についてです。
ウェディングドレスや色打掛を試着しよう!
フォト屋さんで撮影するプランが決まったら、いよいよ試着です。
とここで一つ注意点。
実はすべてのフォト屋さんが、事前に衣裳試着ができるわけではないんです。
試着をしないフォトスタジオさんだと、撮影日に衣裳を30分くらいで選んで、すぐにヘアメイク&フィッティング。はい、撮影行きまーす!となります。
なので、衣裳試着ができるかどうかは事前に確認しておいてくださいね。

サイズが合った衣裳を着よう
ということで、いざ衣裳選びとなるわけですが、レンタルの衣裳はデザインや素材を選ぶ前に何よりも大事なのが、サイズ選びです。
色打掛や白無垢などの和装は、ほぼワンサイズなので大丈夫なのですが、ウエディングドレスは、よりきれいに着こなしていただくために自分にあったサイズのものを選ぶことが大事です。
さらに、新郎のタキシードは身長とウエストでサイズも複雑になってます。
必ず試着して自分にフィットした衣裳を着こなしてくださいね!

フィッター(スタイリスト)に着せてもらおう
衣裳の試着は洋装でも和装でも、必ずフィッター(スタイリスト)さんに着せてもらいましょう。ドレスはそのデザインによって着せ方も変わりますし、小物などの使い方もアドバイスを貰ったほうがいいでしょう。
和装は試着段階では簡単に羽織るだけのところもありますが、簡易の掛下を用意してくれるところもあります。
いずれにしてもプロのフィッターさんに着せてもらうことで、本番に近い姿を確認することができます。

ボレロやサッシュベルトなどでアクセントを加えて
ウエディングドレスはボレロやベール、サッシュベルトなどでもともとが持つ個性をうまく引き立ててくれたり、全く違う印象に変えてくれます。
こうしたアクセントを加えることで、自分だけのオリジナルコーディネイトができますし、撮影された写真にも愛着が湧くこと間違いありません。

手作りアイテム(DIY)しよう!
前撮り時には、たいてい手作りアイテムの持ち込みは無料です。
結婚式のときには撮れないようなガーランドやプロップスなどを使った写真をぜひ撮影してみませんか?
ふたりで手作りすれば、その時間までが思い出になるはずです。

せっかくだからふたりで手作りアイテム
手作りアイテムで多いのはガーランドや、和装用の扇子などですが、オススメなのは造花を使ったブーケです。
新婦はブーケを、新郎はブートニアをつくることで、ふたりがそれぞれのアイテムに愛着がわきますし、造花のブーケは結婚式のときに使うこともできます。
最近は、ブーケ教室などもありますので、ふたりで参加するのもいいんじゃないでしょうか?
カメラマンに事前にお話しておきましょう!これ大事!

そして、これがとっても大事なんですが、作ったアイテムは、必ず事前にカメラマンに見せましょう。
撮影日前に伝えておくことが一番ですが、撮影直前でもいいので、とにかく、どんなアイテムを作ったのか?どんなシーンで使いたいのかを事前にカメラマンと打ち合わせておきましょう。
そうしないと、せっかく作ったアイテムを使って撮る時間がなくなってしまうということもよくあります。
またあまりに多く作りすぎて、アレもコレもとなると、本来撮影するべきカットが撮れなくなることもあります。多くても、2つか3つくらいのアイテムに絞っておきましょう。
ブライダルビューティにも妥協しないで
ネイルやフェイシャルエステも

撮影するときにはいろいろなものが撮影されるものです。後ろからの撮影では背中が。上からの撮影ではデコルテが。ブーケ撮影のときはネイルまで…。
せっかくプロに撮ってもらうのだから、撮影までのビューティケアは万全にしておきましょう!
前日はしっかり休んで体調を整えよう
撮影自体は、実はとても体力を使います。特に着慣れない和装を30分も着ているとくたくたになってしまうことも。
中には貧血になって、座り込んでしまったり、体調不良になって撮影中止になることも実際あります。
寝不足は厳禁!前日はしっかり休んで、朝はしっかり食事をして。マタニティの方は特に体調に気を付けて、撮影に望みましょうね。

【決める前に読む話】 その他も読んでみよう!
ということで、今回は前撮りの撮影パターンについていろいろ説明させていただきました。引き続き、フォト屋さんに行く前に知っておくといい情報を紹介していますので、こちらのページもご覧ください。